家族崩壊?


最近、子どもの犯罪が低年齢化して来ています。 通常、親子関係がしっかりしていれば起こらない問題ですが、それが社会不安として広がりつつあるのです。

 

昨日も9歳の子どもが3人の教育関係者に暴力を振るって、警察に助けを呼んで、逮捕されるという事件が起こりました。 大人3人でも手がつけられない子供ってどんなのでしょうか? と思います。 しかし、インターネットで調べるといくらでも出て来るのです。 ピストルを盗んだ子供、友達に大きな石を投げて怪我をする事件などたくさん。

 

現場の先生に聞くと、そんな事は何時起こっても不思議じゃないと言うのです。 私の時代は、先生と生徒の区別がありました。 最近は、生徒が先生を尊敬しないし、同等と考えている子が増えているのです。 家でしっかりと親の役目を果たしていればそのような事は起こりませんが、子供から見て親が尊敬出来ない親だとそうなります。

以前は、片親だけでも親が子供から尊敬を受けていましたが、両親共に子供から尊敬できない親でしたら、悲しいかな尊敬出来る大人に出会っていなかった事になります。 その前に祖父母との関係がしっかりしていれば、そこで歯止めが利きます。 その歯止めが無ければ、家族崩壊と言って、親不孝の子供が成長していくのです。

 

しかし、学校現場は複雑です。 先生が尊敬を受けるに相応しい大人ばかりなら大丈夫なのですが、先生が生徒に不祥事を起こす事件もあるので、学校自体に信用が無いのです。

そこで、学校側は不祥事が起こらないように愛のムチは認められないし、子供側に問題があったとしても、家族から提訴される事件が後を絶たないのです。

 

普通、一人の先生が20人ぐらいの生徒の面倒を見ます。 私の時代は40名ぐらいでした。家庭的に問題が無い子供だけなら、先生は勉強に集中できるのですが、問題がある子(隣りの子としゃべったり、意地悪をする子、授業中歩き回る子、喧嘩する子、外に出たがる子など)がいると勉強は中断し、問題解決のための時間を費やす事になります。

 

さて、ここで問題なのは親の中に、これらの問題は先生が全て解決する問題で、自分たち家族とは無関係だと考える人が増えているのです。 要するに子供に対しての愛が冷えているのです。 もう少し簡単に言えば、子供の躾をするのは学校だけの問題だと考える人が増えているのです。 言い換えれば責任の転嫁です。

 

やはり、最終的に子供の躾は親子問題なのです。 学校は親子問題解決のために補助的に動いているのです。 子供の成長は親子関係から始まり、学校を通し社会全体に広がるべき問題なのです。 ところが、今はどのように地域社会が家族問題と取り組んでいくのかを求められているのです。

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