子供に興味を持たす


 先ず初めに教える事の大切さを書きます。 教えるためには、先ず自分が面白くて、楽しい事が大切です。 海外に住んでいますと、住んでいる地域の言葉は学びますが、自国語がおろそかになります。

 私自身、自国語が本当に必要かどうか、いつも考えていました。 親は自国語をキープしたいのですが、自国語をキープできるかどうかは、本人が決める事です。 しかし、何もしなければ何も変わりません。 
そこで、私がいつも考えていた事は日本語のカルタ取りでした。 何とか自国語に興味を持たすためには自国語に接する時間を多く持たすことでした。 それと日本語を聞きなれることでした。
 私は仕事から帰って、寝る前は本を読んでいました。 小さい子は大変です。 自分の好きな本を持ってきて何度も読んでくれと頼まれました。 こちらが根負けして読んでいるうちに、私が先に寝てしまう事は日常茶飯事でした。
 それと日本語放送を視聴して、よくアニメを一緒に見ていました。 日本の親戚が時々、何が欲しいかと聞くときは、必ずアニメ本が欲しいとお願いしてました。 ちょうど「ドラゴンボール」が流行っていて、テレビや本をよく子供たちは見てました。

 ハワイに住んでいて一番困ったのが、夏休みでした。 今は、休みを分散して2ヶ月の夏休みでしたが、今から30年近く前は休みが3ヶ月ありました。 私も妻も共稼ぎでしたから、夏休み期間中、日本の両親に面倒を見てもらいました。
 この頃、子供たちは日本語よりも英語が得意で私たち両親と話す時は、たどたどしい日本語で話し、子供たちの間では英語でした。
 しかし、日本に3ヶ月住んだ後の子供たちはビックリするぐらい、日本語が上手になってハワイへ帰って来ました。 ある時に子供たちに上手になった理由を聞いてみました。

 日本へ行って始めの頃、英語で話していたそうですが、満員の百貨店のエレベータの中で英語で話していたら、周囲の人たちが自分たちの方をジローッと見られてから、話さなくなったそうです。 子供にとって日本は英語をしゃべる人たちに、あまり寛容でない事を悟ったようでした。

 アメリカにいたら感じなかった事を、子供たちは日本に住む事によって身をもって体験したのでした。 ずっとアメリカに住んでいたり、短期間日本に住む事では体験出来ない事を味わったのでした。

 一時的に、私は漢字を書き取り帳に、私が書いた漢字を何度も書かせてました。 妻は、家事をしていますので、子供の勉強は私の仕事でした。

 しかし、子供が大きくなるに連れて私の方が英語についていけないので、子供の勉強は近所の高校生にバイト料を支払って任せました。 そのお陰もあって、子供たちだけで家にいる事はありませんでした。 何年か後に、学校の方で、アフタースクール・プログラムが始まりましたので、子供たちをそのプログラムへ参加させてました。 

 米本土から来ている人たちから、子供たちは日本語は必要ないとまで言われてましたが、将来のことを思い子供たちに母国語を教えて来ましたが、私たちが行った以上に子供たちは日本語が上手になって現在に至ってます。 感謝です。

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